米国6月14日の状況

 米国株を始めた頃に驚いたことの一つが、ミサイルや戦闘機などを造っているメーカーが普通に上場しているという事でした。「日本でも三菱重工業(7011)が上場しているじゃないか」という意見もあるかと思いますが比率が違います。
 売上高に占める軍事費の割合は、有名どころで言えばロッキード・マーティン(LMT)は約95%、日本では民間航空機のイメージが強いボーイング(BA)は約50%。それに対して三菱重工は約10%です。売上高自体も10倍くらい違います。事実上日本に「武器を造っています」というメーカーは無いのです。
 日本でガチガチの軍事メーカー(仮に『三菱ミリタリー』とでもしておきましょうか)が上場する事になったらどうでしょうか。
 私は政治思想で言えば右側の人間ですが、「企業として存在しても良いが、さすがに上場はいかがなものか。」と思ってしまいます。ましてや左側の人間の反発は凄まじいでしょう。歴史的な経緯もありますが、アメリカの方がリアリストなんだなと思ったものです。日本では「丸腰なら襲われない」という意味不明な理論が跋扈しており辟易してしまいます。

 そんな軍事産業ですが、先日米国政府がカタールに対して120億ドル(約1.3兆円)相当の武器輸出をしたとのニュースがありました。
 カタールと言えば、先日アラブ諸国からテロ組織に資金を提供し過激思想を広めているとの疑いで国交断絶が発表されたばかりです。この話だけ聞いているとカタールみたいな小さな国じゃサウジアラビアやUAEには太刀打ちできないだろうな、で終わりですが、同国には中東最大の米軍基地(カタール空軍と共用)であるアルウデイド空軍基地があり、その関係で米国軍需企業は同国に莫大な投資を行っています。
 アメリカ政府はもちろん「テロを許さない」という基本方針なのでサウジアラビア側に立ってはいるのですが、この件について「昔から続いている取引であり云々」と苦しい言い分けをしています。しかし、確実なのはトランプはテロとの戦いよりも米国内での雇用の方に重きを置いたという事です。実はこれはオバマも同じで、昨年カタールに対して211億ドル(約2.3兆円)相当の武器輸出を行っています。
 アラブ諸国の対立に米国が巻き込まれない事を祈るのみです。

 さて、保有株は下記の通りです。やはり月末の定期購入ではVOOを購入する可能性の方が高そうです。

保有ETF評価額(最高値更新・・・☆印)
VOO・・・$224.26 × 53株 = $11885.78 (年初来:+8.47%)
HDV・・・$85.17 × 140株 = $11923.80 (年初来:+2.89%)
合計・・・・・・・・・・・・・・・ $23809.58 (年初来:+6.88%)

市況
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