米国9月7日の状況_ハリケーン上陸見込み他

■ハリケーン上陸見込み

 NYダウは前日比-22.86ドルの21784.78ドルとやや下落しました。
 欧州中央銀行(ECB)が金融政策の据え置きを決定したことから、買いが先行しましたが、ハリケーンや北朝鮮建国記念日(9月9日)リスクへの警戒感が根強く、S&P500やダウは上げ幅を縮小し下落に転じて引けました。
 ちなみにハリケーン「イルマ」は相変わらず強い勢力を保ったまま、今週末にもフロリダ州に上陸する見通しとなっています。
 8月下旬にテキサス州を直撃した「ハービ」の経済的損失は1800億ドル(約19.2兆円)に上るとの試算もあり、こちらもそれに匹敵する被害となる可能性もあります。
 同日に目立った銘柄としては、アッヴィ(ABBV)+6.14%、マスターカード(MA)+2.74%、ゼネラル・エレクトリック(GE)-3.61%、コムキャスト(CMCSA)-6.24%などがありました。
 
 
■圧倒的利益率のカード業界

 上はマスターカードの過去1年間チャートです。右肩上がりのなんて美しいチャートでしょうか。同社を知らないという人は居ないでしょう。言わずと知れたクレジットカード業界の超大手です。
 クレジットカード業界の取扱高は全世界で約1,200兆円/年(日本の国家予算の約12倍!)。
 
 その内訳は、全体の約50%を占める圧倒的巨人「ビザ(V)」
 それに次ぐが、だいぶ差があり約30%の「同社」。この2社だけで実に世界の8割を占めています。
 バフェット銘柄で有名であり、金持ちにカルト的な人気のあるアメックスことアメリカン・エクスプレス(AXP)は実は8%しかありません。(ちなみに、バークシャー(BRK.B)はアメックス株のみならず、ビザ株もマスターカード株も持っています)日本発ブランドのJCBに至っては2%くらいです。
 
 さて、そんなクレジットカード業界ですが、儲け方は自社の決済ネットワークの使用料を徴収するシステムです。
 例えばあなたがどこかのお店で1万円を使ったら、内300~500円くらいがカード会社に入る仕組みです。この間にカード会社の経費は殆どありません。
 この特徴から、圧倒的な利益率の高さを誇っています。そして将来のリスクについても現実的な事案は殆どありません(仮想通貨が流行り、誰もカードを使わなくなるくらいか)
 今は株主還元もそこまで積極的ではありませんが、圧倒的な安定性と儲け方から買っても良い銘柄かと思います。ただし、現時点では株価が高すぎなのでそれだけは覚えておきましょう。
 
 
■GMOマイニング事業に参入

 たまには日本株の話題でも。
 昨日、GMOインターネットがビットコインマイニング事業に参入するとのニュースがありました。個人的には疑問です。というのも現時点でビットコインマイニングというは”旨み”がないからです。
 マイニングでは電気代の安さが利益に直結します。その時点で日本では勝てません。新チップや専用マシン開発とか全然関係ありません。(量子コンピュータなら別ですが)
 中国のような電気代の安い国で数人のチーム(多くが理工系大学出身の若者)が数万台以上のPCを壊れるまでガンガンに動かしてマイニングしているというのが現実です。最近日本でもマイニング用のパソコンが売り出されていたりしますが、あんな物では竹槍で戦艦落とせると思っているのと同じレベルです。電気代3万円払って利益2万円くらいというのがオチです。
 私には、自社サーバの空いたリソースをぶち込んで経費を増やしたいのか、あるいは自社発の仮想通貨の練習台にしたいのかくらいしか思いつかないのですが、どちらもたいした利益をもたらしそうにもないので、他に何かあるのでしょうか。
 
 
■書籍「マンガーの投資術」を読書中(半分くらい)

 200ページくらいなのであっさり読めるだろうと思っていたのですが、時間があまりなかったのと、結構熟読をしており上記の状況です。今のところ、買って良かったと思っています。書評はまたいずれ。

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