米国9月11日の状況_ダウ暴騰他




■リスクオンによる暴騰

 NYダウは前日比+259.58ドルの22057.37ドルと大幅に上昇しました。約1ヶ月ぶりの22000円台復活です。
 北朝鮮建国記念日(あるいは9.11(これやったら流石に米国民はブチ切れたでしょうけど。))での挑発行為がなかったこと、ハリケーン「イルマ」が11日朝には熱帯低気圧にかわり、マイアミ直撃も免れたことらが理由です。
 またハリケーンの被害額が想定よりも少なくなりそうな事から、保険業界の株を中心に買戻しがあり、おおよそ全面高の展開になりました。
 同日に目立った銘柄としては、引き続きマスターカード(MA)が爆上げ+3.48%、シティグループ(C)が+2.33%、ウェルズファーゴ(WFC)が+2.18%、ゼネラルエレクトリック(GE)が-0.42%などがありました。
 
 
■バークシャー大量保有銘柄の一つ、WFC

 上はウェルズファーゴの過去1年間チャートです。同社は保有資産全米第3位、時価総額は全米第1位の超巨大銀行です。
 欧米の銀行は、日本と違い投資銀行部門で稼ぐスタイルが主流であり、リテール(普通銀行、窓口業務)はオマケと言うと大げさですが、殆ど力を入れていない銀行も多いです。
 しかし、同社は普通銀行をビジネスの柱としており、保守的な安定したビジネスを旨としています。そして何より注目すべきポイントはご存じの方も多いかと思いますが、バークシャー(BRK.B)が同社の大株主であるという事です。実にバークシャーのポートフォリオの内約16%が同社株という莫大な株を保有しています。
 そんな同社ですが、従業員が顧客に無断で口座を不正に開設したというニュースもあり、一時は株価が暴落しました。しかし、それにも関わらずバークシャーは(規制限界である)約10%まで買い増したくらいです。どれだけ同社の事を信頼しているかが分かります。現時点では。
 
 さて、チャートの方を見てみると、現在は過去1年間では最低水準にあります。上記の不正口座に関連した悪いニュース時々が出ており、その度に上値を抑える格好です。じゃあ買いかというと、それも微妙です。
 理由は
  ①・・・悪材料が出尽くしていない
  ②・・・①に伴う損益が確定していない
  ③・・・各種指標は悪くないが特別優れている部分も無い
  ④・・・バークシャーリスク
 
 ①~③については追加して言う事は無いですが、④については仮にバークシャーがある程度売り払った場合の事です。直近の例で言えばIBM(IBM)ですが、バフェット氏が「長期保有する予定だ」と言ったすぐ後に約1/3を売り払ったというニュースが流れました。
 バフェット氏も他投資家にとっての聖人君子ではありません。株を保有する合理性が無くなれば躊躇わず売り払うでしょう。そうなったときの衝撃はIBMの比ではありません。その上で保有するか否かの考え方の基準は「バークシャーが同社株を持っていなかったとしても買うか」です。それでも買うという事でしたら、買うのも良いでしょう。
 
 




 
 
■アップル新製品発表

 アップル(AAPL)が日本時間13日午前2時から新製品を発表する予定です。ここでiPhoneをはじめ幾つかの新機種を発表すると見られています。同社製品ファンはただ、新製品を心待ちにしていればいいだけですが、投資家はそうは行きません。
 というのも同社の売上は殆どiPhoneの売上に依存しています。もしiPhoneがコケると会社の業績もガタガタになります。それを見極める必要があるという事です。新製品は超高級品路線と一般向けの大きく2種類に分かれるという噂です。その戦略が吉と出るか凶と出るかは注視しておきましょう。特にFANG銘柄に入れ込んでいる方はご注意を。
 
 
■書籍「マンガーの投資術」を読み終えました

 ようやく、読み終えました。買って良かったです。詳しい書評についてはまた後日載せます。

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