米国9月18日の状況_最高値更新他




■最高値更新も事実上FOMC待ち

 NYダウは前日比+63.01ドルの22331.35ドルと上昇しました。ダウとS&Pがそろって最高値を更新し米国相場の力強さを感じます。
 もっとも、指標が無い中で海外市場の強さの流れを引き継いだかたちで寄り高からスタート、そのまま引けまで行ったのが実情です。

 大半の投資家はFOMCを待っていますのでそこまでの暴騰にもなりませんでした。FOMCではテンパーリング(保有資産の縮小)をどれだけやるか、政策金利はどうするのかに注目が集まっています。ある程度織り込み済みであるだけに、想定外の内容であった場合には、大波乱の相場となる可能性も十分にあり得ます。

 同日に目立った銘柄としては、AMD(AMD)が+4.47%、エヌビディア(NVDA)が+4.13%、ウェルズファーゴ(WFC)が+2.31%、アッヴィ(ABBV)が-2.35%、マテルが-6.24%などがありました。
 S&P500構成銘柄ではGPUベンダーコンビのAMDとエヌビディアがワンツーフィニッシュを飾りました。アナリストが相当強気の格付けとしたためです。アッヴィは最近の暴騰の反動でしょうか。
  
 
■ゲームから自動運転、そしてAIへ。NVDA

 上はエヌビディアの過去1年間チャートです。同社はGPU(グラフィックボード)の開発および販売を行っている企業です。パソコンに詳しい方ならGeForce(ジーフォース)やQuadro(クアドロ)を出している所と言えば分かるかと思います。最近では任天堂と共同でNintendo Switchの開発もしていました。

 同社は元々パソコンの1パーツを作っていた企業で、パソコン(ゲーム)オタクなら誰でも知っているが、それ以外の人は誰も知らない。そんな企業でした。
 しかし、パソコンゲームからコンシューマゲーム機(Xbox、PS3など)のGPUにも進出し、トヨタと自動運転で提携、そしてロボット、クラウド、スーパーコンピュータ、AIと非常に多岐にわたる分野で圧倒的な性能を見せつけています。そういえば、仮想通貨のマイニングなんていうのもありますね。
 そんな同社なのでFANG銘柄の一つにも数えられ、昨年から株価は3倍以上と、当ブログで過去に紹介した銘柄の中では最高の値上がり率かと思います。

 さて、投資先として同社を見た場合はどうでしょうか。
 今まで散々FANG銘柄には気をつけろ、と書き続けてきたので、当ブログを良く読んでいる方なら分かるかもしれませんが、同社株購入については否定派です。
 理由は

  ①とにかく株価が高すぎる
  ②AIをやっているのは同社だけではない
  ③そもそもAIは本当に革命的か

 という3点です。
 ①現時点でPER60以上です。アマゾンの方が高いと言えばその通りですが、だからといって同社が安いわけではありません。
 ②については、有名企業だけで100社以上がしのぎを削っており、業界の性質上1つの製品で順位がひっくり返る事は十分にあり得ます。今は二番手、三番手以下の企業が覇権を握る可能性が十分にあるという事です。
 ③については、実はAIブームはこれで5回目くらいです。そして2回目以降は「今回は違う!!」と鼻息荒く始まり、毎回「冷静に考えるとたいした事なくね?」で終わっています。今回もそうなると言い切れるわけではありませんが、私はそうなると見ています。それこそドラえもんレベルの人工知能が出来るのは今回じゃ無理でしょう。

 それでも、買いたいという人はもちろん買って頂けば良いのですが、「人気殺到の危ない銘柄である」という現実だけはよく覚えて置いた方が良いでしょう。
  
■保有株高値更新

 再び、両ETFともに最高値を更新しました。当たり前のように最高値を更新し続ける。これが米国株式市場の強さです。
 
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