米国9月21日の状況_利上げを嫌気他




■利上げを嫌気

 NYダウは前日比-53.36ドルの22359.23ドルと久々に下げました。
 昨日のFOMCでの発表の中に利上げの拡大の可能性があったことをようやく理解したのか、その影響で下落しました。
 (ちなみにその意味については昨日のブログで書いた通りです。)

 同日に目立った銘柄としては、ゼネラルエレクトリック(GE)が+1.77%、ハネウェル・インターナショナル(HON)が+1.56%、アップル(AAPL)が-1.76%、プロクターアンドギャンブル(PG)が-1.86%などがありました。
 
 
■ザ・配当王、PG

 上はプロクター・アンド・ギャンブルの過去1年間チャートです。P&Gと言った方が通じやすいでしょうか。同社は米国の一般消費財メーカです。日本でも有名ですね。主なブランドとしては、アリエール、ファブリーズ、パンテーン、ヴィダルサスーン、パンパース等々があります。聞いたことも無いという人の方が少ないのではないでしょうか。
 
 そんなP&Gはそのブランドイメージを確立するために、莫大な広告宣伝費をかけて(同社の日本支社は神戸三宮にあり、マーケティング部門においては国内最高峰です)います。皆さんか上記のようなブランドを知っているのもそのおかげとも言えます。
 
 しかしなぜ、これほどまでに広告宣伝費をかけるのか。というのも、ぶっちゃけた話、洗剤や整髪料やオムツのようなものはたいした技術が無くても作れます。それこそ発展途上国が格安価格で市場に流通させたら勝ち目が無いわけです。普通は。

 そこで、洗練されたメーカ及び背品であるという宣伝です。(もちろん同社は研究開発にも力を入れています)例えば、「アリエール」と「聞いたことも無い製品」があり、アリエールの方がちょっと高いくらいならたいていアリエールを、同じ値段なら間違い無くアリエールを選ぶワケです。これよく考えるとおかしいですよね。何で同じ洗剤なのに高い方を買ったのか、あるいはアリエールを選んだのか。経済学で言えばあり得ない行動です。
 これが宣伝の効果なんです。人は宣伝にこうも影響されて非合理な行動をとってしますんです。嘘か本当か知りませんが、同社が神戸に日本支社を作ったのもイメージ戦略の一環らしいです。

 さて、同社株の保有については、素晴らしい銘柄には違いありませんが意見が割れる所です。

 ポジティブな見方としては、なんと言っても連続増配が上げられます。実に60年以上も連続増配をしておりこれは株主還元に積極的な米国内でもトップクラスです。これはその間の経済状況を鑑みるまでもなく脅威という他ありません。この連続増配も前人未踏の100年を是非迎えて貰いたいものです。そしてその時に「私はこの銘柄を40年保有していた!!」と言いたい物です。(ちなみに日本での連続増配ぶっちぎりの1位は同社同業の花王です。それでも20年くらいですけどね。)

 反面ネガティブな見方としては、上記の裏返しですが、期待値が滅茶苦茶高いだけに株価に割安さはありません。そして、EPSの成長率はそれほどでもありません。
 端的に言えば、「以前ほど伸びない割高株を買うのか。」という事です。ちなみに、バフェットはジレット時代から同社株を持っていましたが、EPSの成長が鈍化したことから殆ど売り払いました。

 私見で言えば、本当に死ぬまで持つ気概があるのなら、いつでも買って良いと思っています。ただし連続増配のみを期待した場合に限りますが。
 
Twitterやっています。




にほんブログ村 株ブログ 海外ETFへ

市況
スポンサーリンク
いつきをフォローする
スポンサーリンク
米国ETF投資ログ

コメント