米国9月25日の状況_再度北朝鮮リスク他




■また北朝鮮

 NYダウは前日比-53.50ドルの22296.09ドルと微下げしました。
 トランプ大統領の発言を北朝鮮外相が宣戦布告と受け止めたことが報じられ、地政学リスクへの警戒感から売りが先行しました。一時は前日比-130ドル程度まで下落しましたが、後半は多少買戻しが入りました。
 その他、原油価格の上昇に伴い石油関係の各社が大きく上昇しました。

 同日に目立った銘柄としては、アラガン(AGN)が+3.40%、ゼネラルモーター(GM)が+2.23%、フェイスブック(FB)が-4.50%、ネットフリックス(NFLX)が-4.70%などがありました。
 ハイテク銘柄、特にFANG銘柄と言われた銘柄が多く売られました。そのような銘柄は買われる時は最初に買われますが、売られるときも最初に売られてしまいます。
 
 
■もはや一つの国、FB

 上はフェイスブックの過去1年間チャートです。同社は2004年に設立されたSNSの会社です。当初は創業者のマークザッカーバーグがハーバード大の学生であった事からハーバード大学関係者しか使用出来ませんでしたが、やがてアイビーリーグ、周辺大学、他学生へと広がっていき、現在では13歳以上であれば誰でも会員になる事が出来ます。
 現在の会員数は約18億人以上。地球上の人間の4人に1人がフェイスブックのアカウントを持っているという計算です。
 改めて同社の歴史をざっと並べてみましたが、寮の1室で始まってから世界中の人に利用されるようになるまで10年かかっていません。このダイナミズムこそアメリカ経済の真骨頂でしょう。
 
 
 実は私はフェイスブックの上場時(2012年)に、同社株の上場の状況を見ていました。もちろん当時は米国株をやっていなかったのですが、米国のIPO(しかも超大型)はどんなものかと興味があったためです。

 とは言え、私がリアルをネット上に持ち込むというスタイルが嫌いだという事もあり、同社を完全に虚業と決め込んでいました。また、モルガンスタンレーによる100億ドル以上の誠意(上場時の株価が値下がりしないように主幹事証券が買い支える事に対して皮肉を込めて言う)を見て、「米国の相場も、日本に負けず劣らずなんでもありだな、何にせよFBは終わったな。」という感想しかありませんでした。
 それが今や当時の株価の4倍以上、時価総額は世界第4位です。もちろん結果論ですが、私には見る目は無いんだなと今更思いました。

 そんな同社ですがの指標などはどうでしょうか。
 まずEPSは上場来年次40~50%近くの凄まじいペースで上がり続けています。また営業利益率も40%台とこちらも流石ICT企業と言った所でしょう。また、自己資本比率が90%を越えており、キャッシュも潤沢であることからキャッシュが枯渇する、などという事はあり得ません。これだけため込んでいるのは他社を買収するためでしょう。同社にとってはまだまだ拡大路線の道半ばと言った所でしょうか。
 反面、配当金は出した事がありません。将来に期待です。
 ちなみに、この莫大なキャッシュは広告収入によってもたらされています。ただし、現時点では他の収入源は事実上ありません。18億人ものアカウントを所持しているのでマネタイズのしようはいくらでもある気はするのですが。
 
 さて、同社株を買うかどうかについてはどうでしょうか。
 私は上記の通り1回はハズしているのであまり偉そうな事は言えませんが、他FANG銘柄と同様に株価が上がりすぎている為スルーです。こういう派手な銘柄は誰も見向きしなくなり、かつ地力が衰えていなければ買えば良いのです。
 
 
■保有ETFについて

 相場は下げましたが、保有ETFの一つであるHDVは最高値を更新しました。エクソンモービルが大きく上がったというのもありますが、基本的に相場が不安定な時期に相対的に強いETFであるためです。今後も安定した値動きを続けて欲しいものです。

 
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