米国10月3日の状況_引き続き大幅続伸他




■指標好感大幅続伸

 NYダウは前日比+84.07ドルの22641.67ドルと上昇しました。
 税制改革案の成立や来週から始まる7-9月期決算シーズンへの期待から堅調推移でしたが、週末の雇用統計を見極めたいとの思惑や、利益確定の動きも散見され、上値は限られました。

 同日に目立った銘柄としては、ゼネラルモーターズ(GM)が+3.08%、フォード(F)が+2.07%、フェデックス(FDX)が-1.47%、コーチ(COH)が-2.07%等がありました。
 ハリケーン後の自動車買い換え需要から、9月新車販売台数が予想を上回り、結果株価が大きく上昇しました。
 
 
■倒れた巨像、GM

 上はゼネラルモーターズの過去1年間チャートです。同社はアメリカの大手自動車メーカです。1970年代頃までは圧倒的な世界最大の自動車メーカでしたが、その後日本車などとの競争激化から経営が傾きはじめ、2008年に過去77年間守り続けてきた世界一の座をトヨタに明け渡したかと思ったら、経営破綻や国有化(2013年に解消済み)等を経て現在に至っています。
 
 実際の破綻理由は、隠蔽体質と経営の驕りによるものです。「世界最高のメーカが売れないわけが無い。」という。もちろん、売れるから世界最高のメーカになり得るのであって、世界最高のメーカだから売れるという事はあり得ません。米国に限らず、破綻する大手企業の末路なんてたいていこんなものです。 

 さて、話は多少逸れましたが、そんな同社は2013年に事実上生まれ変わり、投資に値する企業になったのでしょうか。
 それでは各指標を確認してみましょう。

 

 売上はそれなりに安定しているものの、利益は殆どありません。もっとも自動車みたいな業種は元々利益率が低いので仕方ないと言えば仕方ないですがそれにしても低いです。それ以前に営業利益率がマイナスの年が大半ですが。

 ROEもEPSも目立った動きはありません。良くも悪くも動きの無い状況です。とは言え、トヨタのROEが10%台前半である事を鑑みれば流石は米国株といった所でしょうか。

 その上で結論ですが、あまり買う要素はありません。
 バークシャーが近年同社を買い増しをしていますが、私にはよく分かりません。それだけ割安になっているという事でしょうか。確かに一時期は配当利回りも5%近くありましたが、現在は3.6%前後と特段高い水準ではありません。その上自動車というのは景気動向をモロに受けます。要は不景気になったら車が売れなくなるという単純な理屈です。同社を買うよりも他社の方がはるかに良いとしか思えないのですが。
 というわけで、同社のオススメ度は「中の下」か「下の上」です。電気自動車や自動運転などの新技術でイニシアティブをとれるようでしたら状況は全く違いますが、おそらくそれも無いでしょう。
 
 
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