米国10月4日の状況_6連騰他




■ハリケーンも撥ねのける成長

 NYダウは前日比+19.97ドルの22661.64ドルと上昇しました。これで6営業日連続の続伸となりました。
 ハリケーンの影響があったにも関わらず、9月のADP雇用統計が予想に一致したほか、ISM非製造業景況指数も堅調な内容となり、買いが先行しました。
 他、ティラーソン米国務長官は記者会見で、トランプ大統領との意見対立などが原因で辞任を検討しているとの一部報道を否定したことから相場の支援材料となりました。

 辞めないこと、が材料になるあたり、今のトランプ政権の姿を写しているとも言えます。

 同日に目立った銘柄としては、21世紀フォックス(FOX)が+1.76%、ゼネラルミルズ(GIS)が+1.34%、ウォルグリーン(WBA)が-1.25%、ゼネラルエレクトリック(GE)が-1.29%等がありました。
 
 
■発明王エジソンの系譜、GE

 上はゼネラルエレクトリックの過去1年間チャートです。同社は世界最大のコングロマリット(複数の業種で事業を行う企業)です。
 航空機エンジン、医療機器、産業用ソフトウェア、各種センサ、鉄道機器、発電および送電機器(火力発電用ガスタービン、モーター、原子力)、水処理機器、化学プロセス、鉱山機械、石油・ガス(油田サービス、天然ガス採掘機器、海洋掘削)、家庭用電化製品(LED照明、スマートメーター)、金融事業(法人向けファイナンス、不動産ファイナンス、各種リース、銀行、信販)などなど、非常に幅広い分野でビジネスを行っています。
 そんな超巨大企業も元々はエジソンが自身の発明した電球を販売するために設立した会社です。過去(と言っても100年以上前ですが)には東芝が同社の子会社だったこともあります。
 なお、同社は1896年5月26日のNYダウ算出開始以来、唯一残存している企業です。

 そんな歴史ある企業は投資という観点で見た場合はどうなのでしょうか。

 

 はっきり言って苦しいです。
 だんだんと売上も減ってきており、かといって利益が増えているわけでもありません。EPSも基本減少傾向です。売上が減っていようともEPSが増加傾向であれば戦略的なダウンサイジングなんだろうとも思えますが、これでは単純な衰退です。
 過去にはジャックウェルチのような名経営者も居ましたが、現在では「倒れゆく巨像」という名に相応しい状況です。(なお一般的に倒れゆく巨像とはIBMの事を指しますが、私は全くそうは思っていないので敢えてこの言葉を使いました。)
 さて、ダウ構成銘柄の具体的な選定理由は分かりませんが、過去にダウから消された多くの銘柄の方が優れているとしか思えません。
 ちなみに株価の方も、そんな業績に連動するかのように苦しい展開が続いています。
 というわけで、同社のオススメ度は「下の中」です。基本的に個別株として投資する意義はありません。以上。
 
 
Twitterやっています。




にほんブログ村 株ブログ 海外ETFへ

市況
スポンサーリンク
いつきをフォローする
スポンサーリンク
米国ETF投資ログ

コメント