米国11月24日の状況_コムキャスト分析他

■閑散相場も上昇傾向

ダウ    23557.99・・・+31.81(+0.14%)
ナスダック 6889.16・・・+21.8(+0.32%)
SP500   2602.42・・・+5.34(+0.21%)

24日の米国株式相場は上昇しました。
サンクスギビングデー、所謂感謝祭の翌日で短縮取引であったため、全体として閑散としていましたが、ブラックフライデーで年末商戦の動向が注目される中、緩やかに上昇する展開となりました。
他S&P500指数などの主要株式指数は揃って過去最高値を更新しました。

年末商戦への期待感からアマゾン(AMZN)のほか、百貨店のメーシーズ(M)やアパレルのギャップ(GPS)などが堅調推移となりました。反面ターゲット(TGT)は大きく下落していますが。
ゼネラル・エレクトリック(GE)は、社外取締役を務めるロウズ(L)のティッシュCEOが5,300万ドル(約60億円)相当のGE株を買い増したことが明らかとなり緩やかに上昇、電気自動車のテスラ(TSLA)は、先日発表したトラックの販売価格が予想より低い15万~20万ドル(約1,700~2,300万円)になることを明らかにして上昇しました。

他、同日に目立った銘柄としては、ペイパル(PYPL)+1.29%クアルコム(QCOM)+1.14%、フェイスブック(FB)が+1.06%、フットロッカー(FL)が-1.09%、コムキャスト(CMCSA)が-1.48%等がありました。

■実はUSJの親会社、CMCSA

上はコムキャストの過去1年間チャートです。同社はアメリカ最大のケーブルテレビ企業です。
日本のケーブルテレビ会社と同様に、同軸ケーブル網を用いたインターネットサービスプロバイダ事業も行っている他、ザ・ゴルフ・チャンネルやE!といった複数の専門チャンネルも運営しています。

アメリカ人は元々、テレビが大好きなのですが、昨今はネットフリックスやyoutubeとの時間の奪い合いなのは、皆さんのご存じの通りです。
そんなわけで、様々な企業の買収も行っており、その中の一つには大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(買収会社名はユーエスジェイ)もあります。

そんな同社ですが、ネットフリックス等との争いの結果はどうなっているのか。各種財務状況を確認してみましょう。

(単位:百万USD)

もちろん以前から大手企業なのですが、まるで創業間もない企業かのように大きく伸びています。企業買収が功を奏している形と言えるでしょう。リーマンショック時でも着実に売上を伸ばしているあたりは流石です。
EPSも順調に伸びており良い傾向です。

(単位:百万USD)

売上の上昇に連動して、キャッシュフローも伸びています。営業CFマージンがやや落ちていますが、元々が高い水準であり、今も高い水準には違いないので、このまま落ち続けなければ問題はありません。

(単位:USD)

配当をはじめたのは08年からです。以来連続増配を続けており、配当性向等を考慮すれば今後も増配が期待出来る銘柄の一つです。
また増配を続けていますが、売上も同様に増加していることから、配当性向が殆ど変わらないという素晴らしい状態となっています。(以前当ブログで紹介した、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)と同じ傾向です。)

現時点の配当利回りは約1.8%、連続増配は10年です。

以上よりまとめると、中々健闘、いや素晴らしい実績を残していると言えるでしょう。「ネット企業VS旧世代の企業」というと、旧世代というのはどうしても「非効率で、古くさくて、たいした事ねえな。」というイメージがついて回ります。
確かにそういう企業は多いです。しかし、そうではない企業も時々あります。その中の1つが、このコムキャストなのかもしれません。少なくとも現時点では財務上不安な点はありません。

というワケで、同社のオススメ度は「上の下」です。大きいだけで、ネットフリックスなどに視聴時間を奪われるだけの会社だろうなというイメージを持っていましたが、財務状況を見れば違う事がすぐに分かるでしょう。大きく下げなくとも買って良い銘柄の一つです。




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