【昔話】投資をはじめた日(その3)

前回のつづき

 長くなってしまったが、タイトル通り投資をはじめた日というのは、新卒1年目の終わり頃である。冬のボーナスも入り、ようやく心置きなく株を買えるという状況になった。「いよいよ投資生活が始まるんだ、がっつり儲けてやるぞ!!」と鼻息を荒くして口座開設通知の封筒が届くのを今か今かと待っていたのを今でも覚えている。

 そんな気持ちで口座を開設したものの、実際何を買うのかは非常に迷った。というより何を根拠に買えば良いのかがさっぱり分からなかった。もちろんPERやPBR等基本的な指標の意味は知っていたがそれだけだった。思えば小さい頃から投資に関して興味を持ってはいたものの、実際の相場に関しては何も知らなかった。例えるのなら、軍事オタクが武器だけ渡されて戦地に放り込まれたようなものだ。

 戦場で翻弄されっぱなしの株オタクは迷った挙げ句、次の2銘柄を買った。
「東京電力(9501)」と「東京建物(8804)」だ。これが私が初めて買った株である。
買った理由などはっきり言って無い。強いて言えばある程度時価総額が大きい銘柄であり、かつ前日比で大きく下げていたからだ。それだけである。
 そんな風に買った銘柄であったが、幸か不幸か購入後1週間で投資額に対して5%くらい値上がりし、そのタイミングで初めての利確した。銀行金利が年0.05%(当時)のご時世に1週間で5%。投資の素人が有頂天にならないわけが無かった。当時の年齢は20代前半であったが、実際やっている事や思考は「投資をはじめた日(その1)」で書いた通り小学生の頃のそれであった。
 その後も、含み益が出たら売り、大きく下げた大型株を買うという事を繰り返していた。こんな風でも大きなマイナスにはならなかった。今にして思えばこれが非常に良くなかった。

 そんな調子も長くは続かなかった。なぜならこれが2008年上半期の出来事だからである。

(別タイトルで続くかも)

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コメント

  1. […] 前回の続き(かな?) […]